コラム・現場だより
現場だより

今年の新入社員研修

季節のコラムが遅れましたが いつもの年のように、今年の新入社員は?という質問が多く寄せられました。

新聞でも雑誌でもネットの世界からでもなく、私どもが観たセミナー現場から のナマの声をお送りします。

当社において受講された方々はおおよそ三つのグループにわかれました。

私共の見た限りにおいて(1)危機感をもちながらコミュニケーションをよくとり、会社の方とも仲良くしながら一員として早く認められ貢献したい。 (2)早く仕事を覚え意欲的に働き自立をしたい。そのために上司、先輩に可愛がられ、指導もしっかり受けたい。(3)デジタルの時代なので、デジタルをフル活用し、リアルな関係はできれば遠慮したい。しかし企業にいないと必要な技術は覚えられないし、磨かれないので意欲的に仕事に取り組む。などです。

彼らが就職活動をした頃には売り手市場でしたが、この1年で大きく時代が変わった事をいち早く感じ社会に適応しているようです。企業側でもオンライン化と思いましたら採用面接を数度しっかりとし、熱心にコミュニケーションをとったとの事でした。内定者研修や連絡事項が以前より頻繁に行われ、交流の厚みがでているのだと思いました。新入社員だけではなく、企業の人事の方々の危機感をはっきりとみました。この研修が前向きの春のスタートに大きく寄与して欲しいと思います。

このような中、各企業や人事の方々のご協力に感謝しております。受講生の多くは、マスクの上から目を輝かせてお帰りになりました。

当社ではひきつづき新入社員研修もビジネスマナーセミナーもご要望される方々に向けて各室定員の35%から40%で実施し、感染リスクの低下対策をしております。

令和3年6月7日
三和インターナショナル株式会社
代表取締役 関口 泰子
三栄会 一同