コラム・現場だより
現場だより

研修現場の役割

研修会社の役目と研修インストラクターと受講生のそれぞれの役割。
「研修に行った。研修をやった。」ではなくて 私ども三和のチームインストラクターは
クラスで心が一体となり、何かの起爆になり、本人がやる気、そしてその企業に恩恵をもたらす効果を出すことを旨とします。

新入社員研修では まずは3か月を乗り切ろうでしたが、 夏がおわり皆仕事が大好きになってきたでしょうか?
働き方改革ももちろんですが、夏休みには別の視点でものがみえる、入社前とはやはり違う夏になったことでしょう。
学友と会えば、給料の話やボーナスの話もでたことでしょう。しかし若い皆には今こそ
基礎をつくって欲しい、働き方の土台の健康への考え方の基礎をつくり、骨太になって欲しいと思います。もちろんオンとオフの切り替えも必要です。

給料がかかっています。自分が社長でしたらその給料をあなた自身に払いますか?
給料の他に良い先輩、習える同志、習える上司が宝になるはずです。それが本当の財産につながっていきます。
世界規模の投資持株会社、「バークシャー ハサウエイ」の ウオーレンバフェット氏は、良い上司についた時に その給料が例えパン一枚でも 私はその仕事を選び、に夢中になって働きそして習った。それがとても楽しかったと。そして今 世界の憧れの人です。
最初の数年、比較しようが、自分のレベルはどこなの?という素朴な疑問と理解をもって欲しい。若いうちに耳が痛くなるありがたい注意をぜひ受けて欲しいと思うのです。
成長の過程ではそういう事が大切だと思うし、聞く耳をもたない人はアーティストへ。
上司も人間ですから心を閉じて「人の交換」ということを考えるかもしれません。それができる今ですが、景気の良さは必ずしも続きません。我慢我慢ではなく自分の立ち位置を知ることも大人の社会では必要です。

私をはじめ当社のインストラクター達も実はそのように注意をされながら育成をされました。それが今、どれほどありがたく貴重なことかと解り、日々元の会社、元の上司や先輩、同僚の健康を祈っています。研修現場とはそのような繋がりのあるリアルなコミュニティでもあります。いよいよ成果を実らせる秋がきます。

三和インターナショナル株式会社
関口 泰子 &三栄会
九州西日本担当 中野由美