コラム・現場だより
現場だより

100点をめざせ。

「社会に出たら100点か0点しかない」
○○ゼミの先生よりの強烈な親心のおことばです。

ゼミ学生のビジネスマナーを行いました。

ある大学のゼミの先生から例年のご依頼で就職直前の又は就活中生徒10人の
ビジネスマナーセミナーを実施いたしました。ゼミから巣立つ学生へ就職先においての心構えの指導を最後の仕上げのように熱心に学生に聡します。

大方の大学が就職指導はあってもその目的は内定獲得であり、学生の将来を考えてこのようなセミナーをオーダーされる先生は大変珍しいのではないかと思います。私は先生も生徒も良い信頼関係があり、この先生のゼミならと勉強はもとより就職活動もさぞ活発なことと推測します。

さて ゼミの先生のつくった 1日課外学習コースは 
第一部のビジネスマナーは 私 関口が承りました。5時間半の実習
第二部の社会に入ったら というテーマをゼミの○○先生がフォロー。会食ディスカッション
そのお礼状が学生から届き ゼミの先生が早速送ってくれました。

「ビジネスマナー研修では、自己紹介、電話応対、来訪の仕方、また就活生は面接での入室の仕方などご指導頂きました。
講義のようなかたちではなく体を動かしながら学ぶことが出来たので楽しかったです。
また私にとって、講師をして頂いた関口様と出会えたことがとても嬉しかったです。
今までの私には無かった考え方をお持ちで、同じ女性としてとても尊敬出来る方でした。
「お茶酌みやコピー取りがチャンスであること」や、「男性の不得意な分野を考えて自分の居場所を作ること」など、今まで様々な経験されてきた関口様の貴重なお話を聞くことが出来、大変勉強になりました。関口様の考え方に触れることが出来、物事への取り組み方について考え直す良い機会となりました。」

ゼミの先生とのフォロー  反省会 

「昨日はビジネスマナー研修を受講させて頂き、また反省会ではおいしいご飯とお酒をご馳走して頂き、誠にありがとうございました。
私は昨日 ○○先生からお話頂いた中で、「社会に出たら100点か0点しかない」というお話が大変心に残りました。
やるべきことをきちんとやれて初めて点数がもらえるというのは、とても厳しいことだと感じました。
私自身、「少しくらい大丈夫だろう」という甘えの気持ちを持ってしまっていると思います。
社会に出る前にこのような考え方を改めて、「90点でもいいや」と思うのではなく、常に100点を取ることを目標にして毎日を過ごしていきたいと思います。今回○○先生からお話頂いたことを振り返ってみると、当たり前のことをしっかりやることが大事であるという点が共通していたなと感じました。 

学生の○○より

    

2010年2月 
三和インターナショナル株式会社
代表取締役 関口 泰子