コラム・現場だより
現場だより

雇用調整助成金 教育訓練の助成金研修
(コミュニケーション クレーム応対)

先日は本庄早稲田の早稲田大学大学院の大変美しいデザインの校舎で
「コミュニケーション CS」と「ES クレーム応対」の実習トレーニングをして参りました。
ここは 大学と県と市の共有施設で 受講生は本庄市内の工業団地のA 企業の皆様です。
20人の方々には 和やかに楽しく充実したが教育時間を体験共有していただきました。
そして私(講師 関口泰子)も美しいデザインの会場で何だかインテリになったような気がいたしましたが 講義内容は私どものテーマである「解り易い」ロールプレイ 実習形式です。

さて 言訳になってしまうのですが、お客様から大変要望の多いクレーム応対の公開セミナー実施の定番化がなかなかできません。しかしニーズがあることも承知で よくお問い合わせをいただきます。なぜ 公開セミナー化ができないのかと申しますと 業種、業態の違いによりクレームの質が違い、処理過程も違います。併せてキャリアの違い、役割や責任の違いにより処理の違いがあり、これは会社のポリシーに大きくかかわることだからです。

社長は「しっかりと適当(適時適切)に処理をしておけ」というところで社員は適当をはきちがえて自分の思いつき処理をすることもあれば 上層部の甘さがある場合も 社員の質や社員が叱責される時代です。

となるとやはりクレームに関しては 同一社内の方々同士の研修が望ましいことが体験の中からわかって参りました。先日の本庄早稲田の受講者の方々、全社一丸がよくわかる仲良し組でした。これに勝るものはインスタント教育ではできません。長期連続教育だと思いました。またそれに耐えられる採用の適正さが大切です。叱るのが苦手という上司が多い中で褒め叱りが仕事の一部であるという上司先輩が 彼らを教育して伸ばしていく土台です。

外部講師は(1)モチベーションをあげる (2)専門について追及をする (3)学習の仕方を指導するなどが主な仕事ですが、全体教育の部品のような存在です。
学べる環境を作ってくださる 親心ある方々に深い尊敬と感謝を持ちましょう。

なお 雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金の教育訓練については地域によっても異なりますが「ハローワーク 中小企業振興公社 各地商工会議所」が窓口になっており、私どもは実践経験を有する認定講師として伺うことが可能です。

ご遠慮なくお問い合わせください。info@kenshu.jp

三和インターナショナル株式会社
代表取締役 関口 泰子