コラム・現場だより
現場だより

それぞれのスタートと大切な将来

秋の研修は新入社員研修であれ、ビジネスマナーセミナーであれ、帰国子女や通年採用の方、外国籍の方が数人いらっしゃるのが特徴です。
様々な学業生活をおくっていらしゃるので 個性を発揮しながら 和やかに情報を交換して学習をしてまいります。
先般受講された方で 日本語が苦手で敬語がとくにダメという S 君という帰国者がおりました。
明るいユーモアのある男性です。
帰国者のS 君は 職場の中での日本語がおかしいと 上司と同僚に指摘されたそうです
「何とかしろ」といわれ この講座に参加する由縁なのですが、S君の日本語は今日明日で直る
ほどの簡単な症状ではありません。

しかし S君にかぎらず 大切なのは将来であって どのような方々と仕事をしたいか?
それには本人にことばの改善という意識がないかぎり 可能を産み出しません。
相談の結果 S君は燃えてきて 「英語ができたので 日本語も大丈夫です。」
  「会社を追い出されないうちに がんばります 2ヶ月の余裕をください。必ず皆においつきます」と受講報告に ありました。
企業の方から3週間ほどでお礼状があり、「著しい変化がありましたので 御礼申しあげます。」とうれしい便りです。
あとは実行あるのみです。今と将来 職場の方々に信頼され 充実した仕事ができますように。
心より祈っています。

三和インターナショナル株式会社
代表取締役 関口 泰子